せっかく現れた消防団への入団希望を断らざるを得ない

せっかく現れた消防団への入団希望を断らざるを得ない事態を避けるため、川崎市は団員数の規定を見直すことを決めた市内8消防団ごとに決まっている定員枠を、各団で融通しやすくするため市条例を改正定員を満たす団でも、空きのある団から枠を譲ってもらうことで迅速な受け入れが可能になるという

 見直しのきっかけは高津消防署に掛かってきた1本の電話だった2012年3月、高津区に住む30代の女性が電話口で告げた

 「東日本大震災もあった地域のために自分も何かできることがしたい」女性消防団員の活躍を伝える市政だよりを読み、抱いた思いだったという

 女性が希望する高津消防団の団員数はその当時、定員いっぱいの135人入団は不可能な状態だった消防団への入団は、在住地のほか在勤地でも認められており、女性は定員に空きのあった中原消防団に加わることになった

 市消防局によると、消防団の定員はこれまで、市条例で規定市域全体を1345人とした上で、8消防団に枠を振り分けているしかし、定員に対する充足率には、団ごとにばらつきがあるのが現状だ北部で高く南部で低いのが、近年のおおむねの傾向という

 震災を受け、消防団員の確保策を一層強化する必要に迫られていた消防局は、「今後も同様の事例が増える可能性がある」と指摘各団の空き定員を有効活用することで、柔軟な受け入れを図ることにした

 市議会第1回定例会で可決された改正後の条例では、市域全体の定員のみを規定8消防団に割り振る定員は規則での規定に“緩和”した規則の場合、変更手続きに要するのは市長決裁のみ早ければ1週間ほどで済むため、素早い“微調整”が可能になるというわけだ

 条例での規定のままだと各団の定員を見直すたびに条例改正が必要となり、市議会の議決案件となるその場合4〜6カ月はかかり、変更に必要な期間は大きく異なってくる

 消防局は「例えば津波で臨海部が被害を受けた際、内陸の消防団が応援で駆けつけることも想定される大規模災害への備えとして、消防団員は市域全体で1人でも多くほしい」と見直しに理解を求めている大阪市が実施した政治・組合活動に関する職員アンケートを不当労働行為とした大阪府労働委員会の認定について、橋下徹市長は25日夕、受け入れて謝罪するとしていた午前中の発言を撤回し、不服申し立てする意向を表明した一方、連合大阪が「市長は健全な労使関係の構築に努力すべきだ」とする談話を発表するなど組合側は攻勢を強めており、11年の就任以来、組合に強硬姿勢をとってきた橋下市長の手法が改めて問われそうだ

【午前中は謝罪したのに】大阪府労委:職員調査は「不当行為」 橋下市長が謝罪

 「市長はルールを守れというが、(自らが)労働のルールを守っていないと府労委は断じた」25日の会見で、市労連を支援する北本修二弁護士は語気を強めた府労委の認定は市長の「全面敗北」と言える内容で、北本弁護士は「組合への相次ぐ攻撃は、不当労働行為の繰り返しだ」と強く批判した

 組合の会見について橋下市長は「組合の振る舞いを全部棚に上げて、鬼の首を取ったように謝れというのは違う争うべきところは争わないと、全部組合の主張が通ってしまう」と態度を一変させた中央労働委員会への再審査申し立てや、取り消しを求める提訴などを検討する

 対立の発端は11年秋の市長選だ組合が当時の現職を支援したため、橋下市長は就任直後に「市役所と組合の関係をリセットする」と宣言市庁舎からの組合事務所の退去や、組合費を給料から天引きする「チェックオフ」制度の廃止を表明した昨年7月には、職員の政治活動を規制する条例や、人事などで労使間の意見交換を禁じる条例も制定した

 今回、府労委は「健全化に取り組もうとする市長の姿勢は一定理解できる」とする一方で手法を問題視橋下市長が「組合をのさばらせておくと国が破綻する」などと否定的発言を繰り返した上で回答を強制しており、「組合活動への支配介入だった」と違法性を認定した

 アンケートを巡り、組合側は市に損害賠償を求めて提訴事務所の退去命令やチェックオフ制度の廃止を巡っても府労委に救済を申し立てている市労連は「追及の手を緩めるつもりはない」と話しており、両者の緊張関係が続きそうだ

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